追悼 和田浩治 4



42才で人生にさよならした和田浩治さんの残した秘話 

清水まゆみさん

 私の青春がね一度にパッと消えて無くなっちゃった。そんな気持ちですね〜。

まだ信じられませんね。ほんとに。

 かっこよかったですよね。足も長くて、確かにあの小型裕次郎さんなんて、皆さんおっしゃるくらい、そういう素敵な要素をいっぱいもってらっしゃいましたね。

 よく笑い、よく食べ、よくふざけ、もう前の晩、遊びすぎてセリフを二人とも覚えなくて、その場でね。二人で「早く覚えよう覚えよう」って言ってね「私達が覚えないと終わらないんだから。」って言ってね。一生懸命ね、隅の方に行て、天気待ちの時に覚えたりとか・・・。

 表情はですね、よくあの廊下をですね。先に行っていて、曲がり角で「ワッ!」と、出て来て脅かすあの笑顔ですね。とにかく明るい笑顔ですねぇ。

小高雄二さん自筆のメッセージ

 一番キラキラと輝いていた、星のような男が突然消えてしまった。なんだか、胸の中にポッカリと穴が開いたようです。
 ナイーブで、明るくて、健康そのものだったヒデ坊の無邪気な笑顔がもう見られないなんて思いたくない。もう一度あのおどけた表情で僕らの前に現れてほしい。
 だから僕は「さよなら」とは言いたくない。
ヒデ坊どうかやすらかに。

和田浩治さん戒名 法浩唱院日治居士

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